チ。 ―地球の運動について―第8話「イカロスにならねば」の海外反応

アニメ『チ。 ―地球の運動について―』第8話「イカロスにならねば」に対する海外の反応をご紹介です。

引用画像©魚豊／小学館／チ。 ―地球の運動について—製作委員会

参照元◎

海外の反応

ヨレンタは本当に嘘が下手だね。もっと練習しないと、すぐにラファウたちのグループに入っちゃいそうだ。

バデーニが彼女をスケープゴートにしようとした時のために、スピーチスキルをもっと磨かないと。

ヨレンタはまだ14歳なのに、その時代の重要な思想家やその考えをほとんど知ってるみたい。仮に7歳で完全に読み書きできるようになったとして（現代の基準でもかなり早いけど）、その後の7年間をどれだけ読書に費やしたんだろう？

この作品が神の存在じゃなくて、世界を正しく理解することについて描かれているのが好き。ピャストは聖書は正しいけど、人間はそれを理解できないと思ってるんだね。だから、100%に到達するのは無理でも、努力を続けるべきだと考えてる。

異端審問官のアプローチと対比してるよね。登場したほとんどの地動説支持者たちは神を信じていて、神の創造の真実を追求しようとしてるんだ。

そもそもコペルニクスは教会で働いていて、自分の研究を教皇に捧げてたんだよね。教会が地動説に反対してたっていう考えの多くは、実は正しくなくて、ガリレオと教会の争いに基づいてるだけ。それも地動説そのものより、ガリレオのやり方の問題が大きかったんだ。

チ。は名言製造機だ。間違いなく今年のアニメ大賞候補なのに、評価が低すぎるのが罪深い。

日本では、毎週土曜の放送後にTwitterでトレンド入りして、みんな感想や絶賛コメントを投稿してるよ。今日はピャスト伯爵がトレンド入りしてる（笑）日本は世界の他の地域とは全然違うね。

西洋の舞台設定のアニメでは珍しいよね？君の言う通りなら嬉しいな。

それは素敵な話だね。

ヨレンタがずっと抱えてた不安そうな目つきがやっと消えたのは嬉しいけど、今度は彼女の影響力を甘く見てるバデーニが後悔するんじゃないかって心配になってきたよ。オクジーのためにも告げ口しないでほしいな（笑）もしピャストが死期を迎えながら自分の人生の研究に背いて真実を追い求めることになったら、それは衝撃的だけど尊敬する。

バデーニって冷静で実利的だよね。女性ならリスクがあるから秘密を守るのがうまいし、必要なら簡単に切り捨てられる人材ってことだよね。

ちょっと待って、地動説を信じてないのに、どうして回る地球儀があるの？

地球儀は1492年に初めて登場したよ。地理を簡単に理解するためのもので、必ずしも地球の運動と関連づけられる必要はないんだ。

ちょっと違う。それは現在残っている中で最古のものってだけで、それが最初だと確認されたわけじゃない。このアニメは15世紀前半が舞台だから、1492年に初めて地球儀が登場したっていうのはプロットの矛盾になるはずだしね。紀元前150年頃にはクラテスの地球儀があったんだから、最初のものは紀元前3世紀頃に登場したってことになる。

君の言うことは筋が通ってる。ただ、この作品はそもそも歴史的に正確であることを目的としてないんだ。作者が意図的に「15世紀のP国」っていう背景設定でフィクションにしてるからね。他にもいろいろと意図的にフィクションだと示唆するものがあるから「プロットの矛盾」というのは当てはまらない。

バデーニとオクジーはヨレンタという優秀な協力者を見つけたね。彼女はその方程式を「グッド・ウィル・ハンティング」ばりに解いて、今ではピャストみたいな資源の豊富な男を紹介してる。ピャストの真実を追求する思いが、自分の考えを正しいと証明する思いを上回る気がする。