ラテンアメリカ「鳥山先生とドラゴンボールがどれほど偉大だったか語ろう」

鳥山明先生の訃報を受け、改めて鳥山先生やドラゴンボールの偉大さが語られる中、特にドラゴンボールが熱狂的に愛されていると言われるラテンアメリカで、ドラゴンボールがどのくらい人気があるかを尋ねるスレッドが話題になっていたので、翻訳してみました。

引用画像©集英社／鳥山明

参照元◎

ラテンアメリカのドラゴンボールファンのみんな。みんな国ではドラゴンボールはどのくらい人気がある？

多くの人がラテンアメリカで鳥山明がどれだけ大きな存在だったか、知らないと思う。ドミニカ共和国では、だいたいみんなが午後1時になるとテレビに釘付けになって、ドラゴンボールの新しいエピソードを見ていた。それが再放送であってもね。小さいアンドロイドのスマホで4-5人の男たちが小さな観賞会を開いていたこともあったね。ドラゴンボールが話のネタやスラングになってることもあるんだ。

宗教みたいなもんだよ。午後5時には、していることを全部止めて、ドラゴンボールを見に行く。90年代は、授業よりも、家事よりも、仕事よりも、”ドラゴンボール”だった。年配の人が全てのゲーム機をニンテンドーと呼ぶように、アニメも全部ゴクウって呼ばれてる。

朝のコーヒーをPCに吹き出してしまった（笑）そうそう、年配の人は全てのゲームコンソールを「あなたのニンテンドー」と呼び、見ている全てのアニメを「ゴクウを見てるの？」って言うんだよね（笑）

ヨーロッパ出身だけど、ここでもまさにその通りだよ。父は軍にいるんだけど、そこでもみんなが何をしていても止めてドラゴンボールを見に行くって言っていた。

鳥山明の訃報を悼みながらも、このコメで笑ってしまった。。

ドラゴンボールは、皮肉抜きで宗教みたいなものだよ。アメリカやヨーロッパを合わせたよりも大きかったとしても驚かないよ。

ゴクウは、全てのペルーの子供たちにとって、最初のヒーローだったと言っても過言ではないね。

ドラゴンボールを知らない人は一人もいない、子供からおじいちゃんまで、たとえアニメについて何も知らなくてもドラゴンボールは知ってる。私たちにとっての文化の一部みたいな存在だ。

2000年代にアルゼンチンで育った。ドラゴンボールが最初に人気が沸騰した90年代よりずっと後のことだけど、その頃もまだめちゃくちゃ人気があったよ。毎晩カートゥーンネットワークでアニメを宗教的に見ていたし、トレーディングカードゲームのパックを買ったり、フィギュアを集めたりしていた。PS2ゲームは、僕たちの年代の子どもたちの集まりの定番だった。その時期には、自分でドラゴンボールのコミックも描いてたくらいだ。今でも、ゴクウと彼の仲間たちは僕や友達の中で愛されていて、会ったほとんどのラテンアメリカの人たちも同じだよ。ドラゴンボールは、バットマンのコミックと共に、本当に僕の魂の一部だよ。

ブラジルでは、90年代から今日まで、家にテレビかインターネットがある、全ての子供がドラゴンボールを見てきたよ。

グアテマラ出身。ドラゴンボールを宗教的に見たことはないけど、なぜか全てのオープニングの歌詞を知っているんだ。それは私の世代にとっては普遍的な知識みたいなもの。友達の1人は、ゴクウをあきらめないことや希望を持つことの大切さの良い見本としている。

もしゴクウが公式に麻薬カルテルをやめて犯罪を犯すのをやめるように言ったら、カルテルが解散する可能性がかなりある。

コスタリカでは、文化の一部だよ。「悟空でも出来ないぜ」みたいな言い回しがあって、誰かが物理的に不可能なことを試みたときによく使われるんだ。ここでは、バグズ・バニーよりもゴクウの方がより認識されていると自信を持って言えるよ。

メキシコだけど、もし誰かがゴクウを侮辱したら、喧嘩を売られる。

悟空が初めてスーパーサイヤ人になった日の事を今でも覚えてるよ。

ドラゴンボールを見て育つか、社会ののけ者として育つかって感じ。

香港出身だけど、80年代、90年代にはアニメやマンガが人気で、特にドラゴンボールZはとても人気があった。多くの映画でドラゴンボールをオマージュしたシーンがあったんだ。

循環しているのが面白いね。悟空はジャッキー・チェンやブルース・リーに影響を受けたんだから。

子供の頃のほとんどの夏は、パナマの従兄弟や友達と遊んだりして過ごしたよ。午後にDBZが放送されると、何をしていても全てを放り出して一番近いテレビを探した。どんな状況でも、どこにいてもね。

悟空はマイケルジャクソンと同じくらい有名だったかもしれない。

ヨーロッパでも全く同じだったね。重要なエピソードを見るために学校をサボったよ。