「なぜ日本アニメは英語圏でも日本語のタイトルのままの作品があるのか」というスレッドが話題となっていたので翻訳してみました。
参照元◎
「無職転生」のようにタイトルが日本語のまま英語圏に持ち込まれるアニメがあるけど、どういう時にそうなるのか理解したいと思っているんだ。
なぜアメリカに持ち込まれる時に「Mushoku Tensei (無職転生)」や「YuYu Hakusho (幽☆遊☆白書)」のようなタイトルは日本語のままなんだろう?
みんな「Heavenly Delusion」と呼んでいるけど、ディズニーだけは「天国大魔境」のままにしているという奇妙なケースもあるね。
「Oshi no ko(推しの子)」もそうだよね。映画「すずめの戸締まり」は日本国外ではタイトルの「の戸締まり」の部分が省略され「Suzume」になってる。
『推しの子』って公式の英語タイトルはあるの?
公式の英語タイトルは聞いたことないね。
関係ないが、タイ語では「推しの子」というタイトルが「推しの子として転生」と訳されている。
ドイツ語ではなぜか「My Star」と訳されているみたい。「その着せ替え人形は恋をする」はドイツでは「more than a doll」と呼ばれているし、地域によって独自の名付け方があるようだね。
「Kuroko no Basket (黒子のバスケ)」と「The Basketball Which Kuroko Plays」どちらがいいだろう。
「Jujutsu Kaisen(呪術廻戦)」と「Sorcery Battle(呪術バトル)」どちらがいい?それでだいたい説明がつくね。
呪術廻戦はSorcery Battleでも人気になれると思うよ。
それってめちゃくちゃありきたりな響きだよね。『ハイキュー!!』を『バレーボール!!』って名前にしたらどうなるか想像できる?そんな感じだよ。
オリジナルのタイトルにあるユニークな雰囲気が、英語のタイトルでは失われることがあるよね。「Demon Slayer」は無味乾燥で一般的だけど、日本語の「Kimetsu no yaiba(鬼滅の刃)」には魅力的な響きがある。鬼滅は造語で、見た目も響きも素晴らしく、イメージと思考を刺激する。
元のタイトルは基本的に造語だってことなのか。
「Demon Slayer」は正直言って退屈なタイトルだといつも思っていたんだけど、スペインでは「Guardianes de la Noche」(夜の守護者たち)としてローカライズされていて、それは凄くクールだと思う。
確かに日本語のままの方が、翻訳された英語のタイトルよりもクールでユニークな響きがあるね。「Mushoku Tensei (無職転生)」というショーを見るか、「Jobless Reincarnation」というショーを見るか。「YuYu Hakusho(幽☆遊☆白書)」というショーを見るか、「Ghost Plays with White Paper」というタイトルのショーを見るか。直訳よりもオリジナルのタイトルの方が魅力的で興味を引くことがよくあるね。
簡単な答えは、訳された名前が時々馬鹿げているからだよね。「呪術廻戦」を挙げる人がいるけど、うまく訳せないものは他にもたくさんある。「めぞん一刻」(House of One Moment)「犬夜叉」(Dog Demon)「弱虫ペダル」(Weakling Pedal)などが良い例だね。特に異世界の長いタイトルのものや、主人公の名前を取り入れているもの、何らかのダブルミーニングや言葉遊びを含むタイトル(「天地無用!」「はじめの一歩」など)も、英語ではあまり響かないものが多い。
「僕だけがいない街」が「ERASED」にローカライズされた時のように、文字通りの訳「A Town Without Me」で全く問題なく、ローカライズよりずっと良いと感じるケースもあるよね。
ファンが日本語のタイトルを使い続ける理由の一つは、日本で放送されているものを見たければファンによる字幕に頼らなければならなかった時代を覚えているからだろうね。大手少年シリーズ以外にはあまりローカライズされたタイトルがなく、公式リリースを6~18ヶ月待たなければならなかった。
「ダンジョン飯」が日本語のままであれば良かったと思うよ。「Delicious in Dungeon」にしたのは理解は出来る。正直その会議にいたら自分も全面的に支持していただろうけど、ファンにとっては「Dungeon meshi(ダンジョン飯)」っていう響きがとてもかっこいいと思うんだよね。
英語のタイトルはちょっと平凡だけど、「Dungeon Dinner」とかにしていれば、もっと多くの人が英語のタイトルを使ったかもしれないね。
“Gluttons & Dragons”というタイトルが素晴らしいと思う。
自分は「ダンジョン飯」という名前を使い続けているから、実際にはすでに英語の名前があることを忘れてしまうことがよくある。
いくつかのタイトルは日本語の方が響きがいいからね。
日本語のままの方が響きが良いというのはなんとなく分かりますね。
ハイキュー!!(排球)がバレーボール!!になるのは確かに嫌です😅