
アニメ「進撃の巨人」に関するスレが話題になっていたので翻訳してみました。
引用画像©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
参照元◎
進撃の巨人のシーズン1はシーズン4とはまったく別のアニメのように感じるね。それが今ちょっと恋しいよ。
あのミステリー、ホラー、絶望感…シーズン1にはむき出しのエネルギーがあった。シーズン4も素晴らしかったけど、純粋なサバイバルホラーというより、政治と戦争がメインだった。

わかる。でも最終的にはシーズン4の方が優れてると思う。
そのポスターはめちゃくちゃアイコニックでかっこいいよね。
完全に同意する。全体を通して素晴らしい作品だけど、シーズン1には独特の雰囲気と空気感があった。これから初めて観る人たちが羨ましいよ。あの衝撃的な展開や伏線をまだ知らないなんて…。自分にとっては、いつまでも一番好きなシーズン。鳥肌が立つシーンの数々、巨人の脅威に対する絶望感とミステリー感、女型の巨人との戦い、キャラクターたちの純粋さ…まさに完璧だった。
無知は幸福、ってやつだね。
うん。次に何を発見するのか、何が起こるのかというワクワクと好奇心。
ノスタルジーって本当にすごい力があるよな。
これはノスタルジーじゃないよ。トーンも違うし、テンポや雰囲気もまったく別物の作品って感じだし。
伏線が多すぎて、何度見返しても新しい発見があるのがすごい。
何度も『進撃の巨人』を見返すほど、この作品の脚本の上手さがよく分かってくる。個人的にあまり好きじゃなかった「女型の巨人編の終盤」と「王政編」でも、全体にとって重要な瞬間がしっかり描かれてるんだよね。
正直、それはシーズン1だけじゃなくて、シーズン1~3全体に当てはまると思う。でもその感情自体が重要なんだと思う。僕たちはエレンのように感じるべきだった。世界には無限の可能性やミステリー、ワクワクがあると信じていたのに、シーズン4で見せられるのは、ただ悲惨な人間たちばかりという現実…。
確かにその通り。どっちのシーズンも素晴らしいけど、それぞれ違った理由で素晴らしいんだよね。
シーズン1が初めて公開されたときはみんなめちゃくちゃ盛り上がってたけど、正直なところ、シーズン3パート2からシーズン4パート2の前半までがこのアニメの本当のピークだった。
シーズン1と2が『進撃の巨人』を超有名なアニメにしたけど、シーズン3パート2から「地鳴らし」の始まりまでがこの作品を最高傑作にした部分だと思う。
シーズン3パート2から最後までだね。
だね。
シガンシナ奪還編とレベリオ襲撃(そしてそれに至るまでの展開)は、観ること自体が特権のように感じるほど素晴らしかった。
それまでのシーズンは、ある意味で典型的なSFアクション×ミステリーアニメって感じだったけど(それでも最高品質だったけどね)、シーズン3パート2からシーズン4パート1は、ストーリーテリングとキャラ描写が圧倒的に進化して、以前のシーズンで慣れ親しんでいた素晴らしいアクションや演出と合わさって、本当に傑作になった。
友達から何年も勧められて去年やっと観た者だけど、エレンの正体がもっと後で明かされると思ってた。実際にはかなり早い段階であの衝撃が来て、「この作品では何が起こっても不思議じゃない」って印象を与えてくるのがちょっと意外だった。
同じような衝撃を与えてくれる作品にはまだ出会ってない。『チェンソーマン』はかなり近いけど、『進撃の巨人』ほどハマったものは他にないな。
物語が何も分からない状態の方が、ずっと楽しめてた気がする。分かることが悪いわけじゃないけど、君が言ってたように「謎の魅力」ってやつだね。
たぶんシーズン1〜3を2020年に一気見して、その後シーズン4を小出しに待たされたからだと思うけど、シーズン4は同じ感覚で楽しめなかったな。
そこが『進撃の巨人』の特別なところだと思う。もしシリーズ全体が最初の雰囲気のままだったら、今みたいな感じにはならなかったはず。このアニメの魅力は、プロットや謎が進展することで、それぞれの章やシーズンに異なる雰囲気が生まれるところにあると思う。前の展開があるからこそ次の展開が成立するし、すべてが繋がって積み重なっている。人それぞれ好みはあるけど、シリーズの序盤は絶対に欠かせない存在だよ。
去年父と一緒に見直したけど、逆に最初の3シーズンはじれったく感じた。早くシーズン4に行きたくてたまらなかったからね(笑)